下関条約 (しものせきじょうやく)
日清戦争の講和条約。馬関条約とも。1895年日本全権伊藤博文,陸奥宗光,清国全権李鴻章,李経芳が下関の春帆(しゅんぱん)楼で調印。おもな内容は,1.清国は朝鮮の独立を認める。2.清国は遼東半島?台湾?澎湖諸島を割譲する。3.清国は日本に庫平銀2億テール(約3億円)の賠償金を支払う。4.新通商条約の締結と最恵国待遇条款その他沙市,重慶等の開市?開港など。5.条約履行の担保として威海衛の一時占領。条約調印直後の三国干渉で日本は遼東半島を放棄し,その代償として3000万テールを得た。償金は軍備と工業化の資金となり,また金本位制度に移行する資金ともなった。
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